Looker Studioによる見える化 Visualization with Looker Studio 「2014年〜2023年の10年分の雑誌のデータ3353件をエクセルにまとめたんだけど、なんか上手く使えない?」そんなざっくりとした相談を受けました。(面白くて、燃えるパターンです^^) 元データを集計し、LookerStudioを使って動的なレポートを作成しました。将来的なデータの追加(あるいは削除)のためAppSheetを使ったUIも作成しています。これにより、データベースを壊したり誤操作することなく、一定の規律を保ったまま、データの追加/変更/削除を可能にしています。 Report 元データの統合 元データは年度ごとのシートに「●」で雑誌内の登場回数をまとめたものでした。一部重複している名前や社名、文字の揺らぎ(「AA・BB」と 「AA BB」など)があったため全体を統合後、フィルタリングして重複項目の修正を行い、一意のマスターDBを作成しました。 4種類のレポート 様々な側面から分析ができるよう、データの切り出し方として以下の4つのレポートを作成しています。特に、期間を絞ったり、選択した項目のみを表示する動的なレポートも作成しています。 全期間の数値推移期間指定の数値推移(動的に変化)名前別の数値推移(動的に変化)会社名別の数値推移(動的に変化) 期間指定 スライダーで期間(年度)を指定することで、指定した期間のみにデータを絞り込んだレポートを動的に表示します。 名前の絞り込み機能 名前や社名の一覧から、表示したい項目を選択することで、レポートを動的に切り替えることができます。これにより、推移の確認や比較をすることができます。 Data Registration App Appによるデータベース操作 データベースを直接変更すると、予期せぬ削除や文字列のゆらぎなどが発生する可能性があるため、アプリ経由でデータベースを操作できるようにしています。アプリ化することで、「名前」「社名」などをキーとして扱えるため重複を防いだり、類似した項目がないかの確認も容易になります。 一覧の表示新規データの追加既存データの変更/削除リレーションの設定画像保存